コンパクト
機関全長が短い為、機関室を無理なく、2〜3フレーム分小さくできます。
3フレーム相当分貨物槽容積を大きくすることができます。
軽量
機関が軽量の為、載貨重量を増やすことができます。
また、メンテナンス作業が楽になります。
6DKM-26の機関重量は減速機を含め白油油送船21.5トン、黒油油送船21.3トンと従来型機関の35トンに比べ13.5〜13.7トン軽量です。更に、軸発及び発電機を加えると、白油油送船で15.5トン、黒油油送船で15.8トン軽量です。
これにより、15トン以上載貨重量を増やすことができます。また、主要部品が小型・軽量の為、メンテナンス作業の効率や安全性が向上します。
高経済性
燃料及び潤滑油の消費が少なく、また、メンテナンス費用も少なく、非常に経済的です。
環境
NOx、CO2の排出量が少なく、また、振動、騒音も少ない為、「地球と人に優しい船」に貢献します。
6DKM-26型発機関の要目
型式 | 単位 | 6DKM-26 |
---|---|---|
シリンダ数 | 6 | |
シリンダ径 | mm | 260 |
ストローク | mm | 380 |
機関回転数 | min-1 | 750 |
出力 kWm(PS) |
kWm | 1810(2460) |
減速比 | 2.371, 2.576, 2.734 | |
質量(機関) | ton | 16.0 |
質量(減速機) | ton | 3.8〜3.5 |